福井市で姿勢のお悩みがある方へ｜ストレートネック（スマホ首）

１.病態（病気のメカニズム）

ストレートネックとは、本来緩やかな前弯カーブを描く頚椎がまっすぐになってしまう状態を指します。医学的には「頭頚部前方位姿勢」とも呼ばれ、首の自然なカーブが失われることで、頭の重さを適切に分散できなくなります。その結果、首や肩の筋肉に過度な負担がかかり、慢性的な痛みや不調を引き起こします。近年では、スマートフォンやパソコンの長時間使用が主な原因となるケースが増えており、「スマホ首」とも呼ばれることがあります。

２.症状（どのような痛みがあるか）

ストレートネックの主な症状には、首や肩のこり、頭痛、めまい、手足のしびれなどがあります。特に首の筋肉が緊張しやすくなるため、長時間同じ姿勢を続けると痛みが悪化することが多いです。また、頚椎の変形が進行すると、脊髄や神経が圧迫され、神経症状が現れることもあります。（頸椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症　など）これにより、集中力の低下や睡眠障害を引き起こすこともあり、生活の質に影響を及ぼします。

３.原因（なぜ発生するのか）

ストレートネックの主な原因は、長時間の前屈姿勢です。スマートフォンやパソコンの使用時に首を前に突き出す姿勢を続けることで、頚椎の前弯カーブが失われます。また、枕の高さが合わないことや、猫背の姿勢が習慣化することも原因となります。さらに、筋力の低下や運動不足も関係しており、首周りの筋肉が弱くなることで、正しい姿勢を維持しにくくなります。

４.治療

ストレートネックの治療には、姿勢の改善、ストレッチ、筋力トレーニングが重要です。医療機関では、理学療法やマッサージ、薬物療法（鎮痛薬や筋弛緩薬）などが行われることがあります。重症の場合は、神経ブロック注射や手術が検討されることもあります。セルフケアとしては、首や肩のストレッチを定期的に行い、血流を改善することが推奨されます。

５.日々の生活での注意点

ストレートネックを予防・改善するためには、日常生活での姿勢に注意することが重要です。スマートフォンやパソコンを使用する際は、画面の高さを目線に合わせ、首を前に突き出さないようにしましょう。また、長時間同じ姿勢を続けないようにし、こまめにストレッチを行うことが大切です。枕の高さを適切に調整し、睡眠時の姿勢にも気を配ることで、首への負担を軽減できます。
ストレートネックは現代社会において非常に一般的な問題ですが、適切な予防と対策を行うことで症状を軽減できます。気になる症状がある場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。

上記のような症状でお悩みの方の中には「今まで整形外科・整骨院（接骨院）・整体院に行っても良くならなかった」という方も多いと思います。
ただ、みかん接骨院は、痛み・痺れを取り除く施術が得意です。
現代医療の主流となる整形外科的理論･検査以外にも筋肉・骨格・姿勢・運動連鎖を組み合わせた独自の治療理論を持ち、症状の表面だけではなく根本原因に対してアプローチをすることで結果を出すことが可能です。 整形外科、接骨院(整骨院)、鍼灸院、整体院など、他院を３院以上回っても良くならなかったという方は、いつでも当院にご相談くださいね！

公式LINEであれば24時間お問い合わせいただけますのでぜひご活用ください！

公式Instagramでもストレートネックなどの症状に関する情報発信を行っていますので参考にしてみてくださいね！