福井市で腰痛にお悩みの方へ|腰椎すべり症
1.病態(病気のメカニズム)
腰椎すべり症は、腰椎(背骨の腰部分)が正常な位置から前方または後方にずれることで発生する疾患です。腰椎は椎間板や靭帯によって安定性を保っていますが、加齢や負荷によってこれらの構造が弱くなると、腰椎がずれやすくなります。
腰椎がずれることで、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることがあります(「腰部脊柱管狭窄症」)。これにより、腰痛や坐骨神経痛のような症状が現れることがあります。
2.症状(どのような痛みがあるか)
腰椎すべり症の主な症状は以下の通りです:
●腰痛:特に立ち上がりや歩行時に痛みが強くなる。
●坐骨神経痛:臀部から太もも、ふくらはぎにかけての痛みやしびれ。
●間欠性跛行:歩行中に痛みが強くなり、休むと改善する。
●腰を反ると痛みが悪化:腰を丸めると痛みが軽減することが多い。
●長時間の立位や座位で痛みが増す。
3.原因(なぜ発生するのか)
腰椎すべり症の原因は以下のようなものがあります:
●加齢による椎間板の変性:椎間板が弱くなり、腰椎の安定性が低下する。
●長時間の不良姿勢:デスクワークや運転による負担。
●スポーツや肉体労働:腰に過度な負荷がかかることで発症しやすい。
●骨粗鬆症:骨の強度が低下し、腰椎がずれやすくなる。
●遺伝的要因:家族に腰椎すべり症の既往がある場合、発症リスクが高まる。
4.治療(どうやって改善するのか)
治療には保存療法が基本となります。まずは、痛みを軽減するために消炎鎮痛剤を使用し、炎症を抑えます。リハビリでは、腰椎の負担を軽減するストレッチや筋力トレーニングが推奨されます。
●保存療法:
-○薬物療法:NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、神経障害性疼痛治療薬。
-○神経ブロック注射:痛みの軽減と機能回復を目的とする。
-○リハビリ:物理療法、運動療法、徒手療法を組み合わせる。
-○温熱療法:血流を改善し、筋肉の緊張を緩和。
●手術療法(重症の場合):
-○除圧術:神経の圧迫を取り除く手術。
-○腰椎固定術:不安定な腰椎を固定し、症状の改善を図る。
5.日々の生活での注意点(予防と対策)
腰椎すべり症の予防と症状の悪化を防ぐためには、正しい姿勢を意識し、適度な運動を取り入れることが重要です。長時間の座り姿勢を避け、こまめにストレッチを行うことで腰への負担を軽減できます。
日常生活での注意点:
●長時間の前かがみ姿勢を避ける(デスクワーク時の姿勢改善)。
●座るときは背もたれを活用し、骨盤を立てる。
●重いものを持ち上げるときは、膝を曲げて腰に負担をかけない。
●適度な運動を取り入れる(腰椎のストレッチを習慣化し、筋肉の柔軟性を維持する)。
●体重管理(過度な体重増加は腰椎への負担を増やすため、適切な食生活を心がける)。
●ストレス管理(精神的な緊張が筋肉の硬直を引き起こすため、リラックスする時間を作る)。
上記のような症状でお悩みの方の中には「今まで整形外科・整骨院(接骨院)・整体院に行っても良くならなかった」という方も多いと思います。
ただ、みかん接骨院は、痛み・痺れを取り除く施術が得意です。
現代医療の主流となる整形外科的理論・検査以外にも筋肉・骨格・姿勢・運動連鎖を組み合わせた独自の治療理論を持ち、症状の表面だけではなく根本原因に対してアプローチをすることで結果を出すことが可能です。 整形外科、接骨院(整骨院)、鍼灸院、整体院など、他院を3院以上回っても良くならなかったという方は、いつでも当院にご相談くださいね!
公式LINEであれば24時間お問い合わせいただけますのでぜひご活用ください!
公式Instagramでも足腰の痛みや脚の痺れの症状に関する情報発信を行っていますので参考にしてみてくださいね!