福井市で首の痛みや手の痺れでお悩みの方へ|頸椎椎間関節症
1.病態(病気のメカニズム)
頸椎椎間関節症は、首の骨(頸椎)の椎間関節が変性し、痛みや可動域の制限を引き起こす疾患です。頸椎は7つの骨で構成されており、それぞれの骨が椎間関節によってつながっています。この関節が加齢や負荷によって変性すると、炎症や痛みが発生し、首の動きが制限されることがあります。
椎間関節の変性は、関節の摩耗や骨棘(こつきょく)の形成によって進行し、神経を刺激することで痛みを引き起こします。特に、首を後ろに反らす動作で痛みが強くなることが特徴です。
この変性が悪化することで変形性脊髄症(「頚椎症性脊髄症」、「頚椎症性神経根症」)や「頸部脊柱管狭窄症」などを併発する場合があります。
2.症状(どのような痛みがあるか)
頸椎椎間関節症の主な症状は、首の痛み、肩や肩甲骨周辺の違和感、可動域の制限です。特に、以下のような症状が現れることがあります:
●首を動かすと痛みが増す(特に後ろに反らす動作)
●肩や肩甲骨周辺のこりや違和感
●首の可動域が狭くなる(振り向き動作が困難になる)
●長時間のデスクワーク後に痛みが悪化する
症状は個人差があり、軽度の場合は違和感程度ですが、重症になると日常生活に支障をきたすことがあります。
3.原因(なぜ発生するのか)
頸椎椎間関節症の主な原因は以下の通りです:
●加齢による関節の変性(関節の摩耗や骨棘の形成)
●長時間の不良姿勢(猫背やストレートネック)
●過度な首の負担(スポーツや仕事での繰り返し動作)
●外傷や事故の影響(頸椎への強い衝撃)
特に、デスクワークやスマートフォンの長時間使用による姿勢の悪化が影響しやすく、現代社会において発症率が高まっています。
4.治療(どうやって改善するのか)
治療には保存療法が基本となります。まずは、痛みを軽減するために消炎鎮痛剤を使用し、炎症を抑えます。リハビリでは、椎間関節周辺の筋肉を緩めるストレッチや筋力トレーニングが推奨されます。
●保存療法:
-○姿勢改善(猫背を直し、肩を適切な位置に保つ)
-○ストレッチ(首や肩の筋肉をほぐす)
-○筋力トレーニング(肩甲骨周りの筋肉を強化)
-○装具療法(首を適切な位置に保つための装具使用)
-○薬物療法(消炎鎮痛剤や筋弛緩薬)
●手術療法(重症の場合):
-○関節固定術(不安定な椎間関節を固定)
-○骨棘除去術(神経を圧迫する骨棘を除去)
手術は、保存療法で改善しない場合に検討されます。
5.日々の生活での注意点(予防と対策)
頸椎椎間関節症の予防と症状の悪化を防ぐためには、正しい姿勢を意識し、適度な運動を取り入れることが重要です。長時間の座り姿勢を避け、こまめにストレッチを行うことで首や肩への負担を軽減できます。
日常生活での注意点:
●長時間のスマホ・パソコン使用を避ける:画面を見る際は目線を上げ、首に負担をかけない姿勢を意識する。
●適度な運動を取り入れる:肩や首のストレッチを習慣化し、筋肉の柔軟性を維持する。
●寝具の選び方:首や肩に負担をかけない適度な硬さの枕を使用する。
●体重管理:過度な体重増加は椎間関節への負担を増やすため、適切な食生活を心がける。
●ストレス管理:精神的な緊張が筋肉の硬直を引き起こすため、リラックスする時間を作る。
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ただ、みかん接骨院は、痛み・痺れを取り除く施術が得意です。
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