福井市で腰痛や脚の痺れにお悩みの方へ|腰部脊柱管狭窄症
1.病態(病気のメカニズム)
腰部脊柱管狭窄症は、加齢や椎間板の変性によって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される疾患です。脊柱管は脊髄や神経根が通る重要な空間ですが、加齢や変性により狭くなると、神経の働きが低下し、痛みやしびれが発生します。(頸部で発生すると「頸部脊柱管狭窄症」)
この疾患は、神経根型、馬尾型、混合型の3種類に分類されます。神経根型では片側の足に痛みやしびれが現れ、馬尾型では両足のしびれや脱力感が特徴です。混合型では、両方の症状が同時に現れることがあります。
2.症状(どのような痛みがあるか)
腰部脊柱管狭窄症の主な症状は、腰痛、下肢のしびれ、間欠性跛行です。間欠性跛行とは、歩行中に足の痛みやしびれが強くなり、休憩すると症状が軽減する特徴的な症状です。
その他の症状として、以下のようなものがあります:
●腰や臀部の痛み
●足のしびれや感覚異常
●歩行障害(長時間歩くと痛みが増す)
●排尿・排便障害(重症の場合)
特に、前かがみになると症状が軽減し、後ろに反ると悪化する傾向があります。
3.原因(なぜ発生するのか)
腰部脊柱管狭窄症の主な原因は以下の通りです:
●加齢による椎間板の変性(椎間板が劣化し、脊柱管が狭くなる)
●骨棘(こつきょく)の形成(椎骨が変形し、神経を圧迫する)
●靭帯の肥厚(黄色靭帯が厚くなり、脊髄を圧迫する)
●「腰椎変性すべり症」(腰椎がずれることで脊柱管が狭くなる)
●先天的な脊柱管の狭さ(生まれつき脊柱管が狭い人は発症リスクが高い)
特に、加齢が主な原因であり、60歳以上の高齢者に多く見られます。
4.治療(どうやって改善するのか)
治療法は症状の重さによって異なります:
●保存療法(軽症の場合)
-○薬物療法:消炎鎮痛剤や血流改善薬を使用
-○リハビリ:ストレッチや姿勢改善を行う
-○神経ブロック注射:痛みを軽減するために行われることがある
●手術療法(重症の場合)
-○脊柱管拡大術:脊髄の圧迫を軽減するために脊柱管を広げる手術
-○脊椎固定術:不安定な腰椎を固定する手術
保存療法では、腰の負担を減らす姿勢改善やストレッチが重要です。特に、ウォーキングなどの適度な運動が推奨されています。
5.日々の生活での注意点(予防と対策)
腰部脊柱管狭窄症の予防と症状の悪化を防ぐためには、正しい姿勢を意識し、適度な運動を取り入れることが重要です。長時間の座り姿勢を避け、こまめにストレッチを行うことで腰への負担を軽減できます。
日常生活での注意点:
●長時間の座り姿勢を避ける:こまめに立ち上がり、軽い運動を取り入れる
●適度な運動を行う:ウォーキングやストレッチを習慣化する
●寝具の選び方:腰に負担をかけない適度な硬さのマットレスを使用する
●体重管理:過度な体重増加は腰への負担を増やすため、適切な食生活を心がける
●禁煙:喫煙は血流を悪化させ、症状を悪化させる可能性がある
上記のような症状でお悩みの方の中には「今まで整形外科・整骨院(接骨院)・整体院に行っても良くならなかった」という方も多いと思います。
ただ、みかん接骨院は、痛み・痺れを取り除く施術が得意です。
現代医療の主流となる整形外科的理論・検査以外にも筋肉・骨格・姿勢・運動連鎖を組み合わせた独自の治療理論を持ち、症状の表面だけではなく根本原因に対してアプローチをすることで結果を出すことが可能です。 整形外科、接骨院(整骨院)、鍼灸院、整体院など、他院を3院以上回っても良くならなかったという方は、いつでも当院にご相談くださいね!
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